本記事は、Googleが提供するオンライン会議ツール「Google Meet」を初めて利用する方向けの解説です。
Google Meetの概要、導入メリット、会議の始め方、基本・応用機能、GoogleカレンダーやGmailとの連携、Zoomとの違い、よくあるトラブルへの対処法を順に紹介します。
2026年のGoogle Meetは、ブラウザから参加しやすいオンライン会議ツールであるとともに、Geminiによる会議メモ、文字起こし、会議内容の確認、リアルタイム翻訳字幕などを活用できる業務支援ツールへ進化しています。会議前の資料確認から会議後の録画・議事録の参照までを、Meetのホーム画面やGoogleドライブで一元的に扱いやすくなった点も特徴です。
ビジネス利用はもちろん、学校やプライベートでの通話にも役立つGoogle Meetの基本を理解し、スムーズなオンラインコミュニケーションに生かしましょう。
Google Meetとは、パソコン、スマートフォン、タブレットなどから、安全なビデオ通話・オンライン会議を行えるGoogleのサービスです。
もともとはG Suite(現Google Workspace)のビジネスユーザー向けサービスとして提供されていましたが、現在は個人でも利用しやすくなっています。企業会議、オンライン授業、採用面接、顧客サポート、家族や友人との通話など、幅広い用途に対応します。
近年はGoogleの生成AIであるGeminiとの連携も進んでいます。対象プランでは、会議メモの自動作成、決定事項やアクションアイテムの整理、途中参加者向けの内容確認などを支援します。AI機能は便利な一方で、機密情報や個人情報を扱う会議では、組織のルールと管理者設定を確認して利用することが重要です。
参加人数はプランによって異なります。無料版では最大100人、有料版ではより多人数の会議に対応しており、たとえばGoogle Workspace Business Standardでは最大150人が参加できます。
会議室向けにはGoogle Meetハードウェアも用意されています。対応する会議室端末では、Microsoft Teams Roomsとの相互接続や、Pexipを経由したSIP対応会議への参加が可能です。ただし、これは主に会議室端末向けの機能であり、接続先、端末、別途契約、管理者設定には条件があります。ブラウザ版Meetから任意のTeamsやZoom会議へ参加できる機能とは異なる点に注意しましょう。
Google Meetを利用する主なメリットは次の3つです。
Google Meetの大きなメリットは、パソコンであればGoogle Chrome、Microsoft Edge、Safariなどの対応ブラウザから会議に参加できる点です。急な打ち合わせや社外との会議でも、アプリのインストールに時間を取られにくいでしょう。
iPhoneやiPadでは、対応するiOS/iPadOSとSafariを利用していれば、MeetアプリやGmailアプリが未インストールでもSafariから会議に参加できます。Googleアカウントを持たない外部ゲストも、組織の参加設定が許可している場合は名前を入力して参加リクエストを送れます。
ただし、OSが古い端末や組織のセキュリティ設定によっては、アプリのインストール、OS・ブラウザの更新、主催者による承認が必要になる場合があります。社外の参加者を招待する際は、PCブラウザからの参加方法も併記しておくと安心です。
スマートフォンやタブレットで日常的に利用する場合は、Google Meetアプリをインストールしておくと、通知や予定連携を利用しやすくなります。
パソコン・スマホ版Google Meet アプリのインストール方法と使い方
GmailやGoogleカレンダーで利用しているGoogleアカウントを使い、Google Meetの会議を作成・参加できます。
Google Workspaceを契約していない個人ユーザーでも、基本的なビデオ会議機能を利用可能です。個人利用や小規模な打ち合わせなら無料版から試し、録画、ブレイクアウトルーム、アンケート、AI機能、管理機能などが必要になった時点で有料プランを検討するとよいでしょう。
Google MeetはGoogleカレンダー、Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメントなどとの連携に優れています。カレンダー予定の作成時にMeetリンクを追加し、予定説明欄や添付資料、参加者、会議URLをまとめて管理できます。
2026年7月以降、Web版Google Meetのホーム画面は順次新しいデザインへ刷新されています。今後の会議では、Googleカレンダーの予定説明や添付資料を確認でき、過去の会議ではメモ、録画、文字起こしにアクセスできます。週・月単位で会議予定を移動して見られるため、Meetのホーム画面を会議前の準備と会議後の振り返りの入口として活用しやすくなりました。
また、Meetで作成された会議メモ、文字起こし、録画は、主催者のマイドライブ内に作成される「Google Meet」フォルダへ自動整理されます。会議ごとのサブフォルダが作成され、同じ定例会議の成果物は同一フォルダにまとめられます。アクセス権を持つ参加者側のGoogleドライブには、該当する会議フォルダへのショートカットが作成されます。
従来の「Meet Recordings」フォルダは「Legacy Meet Recordings」に改称され、新しい「Google Meet」フォルダ配下へ移動します。録画や議事録が見つからない場合は、「Google Meet」と「Legacy Meet Recordings」の両方を確認してください。
Google Workspaceを社内で利用している企業では、招待、資料共有、記録、フォローアップまでをGoogleサービス内で統一しやすい点がメリットです。一方で、「Meet Recordings」というフォルダ名やフォルダIDを前提にしたApps Script、Drive API、CRM連携、保存期間管理などを使っている場合は、保存先変更の影響を確認しましょう。
オンライン会議ツールとしてよく比較されるのがGoogle MeetとZoomです。どちらも広く利用されているため、自社の利用シーン、参加者、必要な管理機能に合わせて選ぶことが重要です。
Google Meetは、パソコンではブラウザ上で基本的な会議機能を利用できます。会議URLをクリックして参加しやすく、社外の相手にも案内しやすい点がメリットです。iPhoneやiPadでも、対応OSとSafariの条件を満たしていれば、アプリなしで参加できる場合があります。
Zoomもブラウザから参加できますが、機能や安定性の面では専用アプリの利用が推奨される場面があります。アプリをあらかじめ導入できる社内会議では問題になりにくい一方、初参加者が多い会議ではGoogle Meetの手軽さが役立ちます。
無料版で利用できる主な機能の目安は次のとおりです。機能や利用条件はプラン・契約内容・管理者設定により変わるため、導入前に各社の最新仕様を確認してください。
| 機能 | Google Meet | Zoom |
|---|---|---|
| ブレイクアウトルーム | 原則として有料Workspaceプラン向け | 可 |
| 録画 | 原則として有料Workspaceプラン向け | 可(無料版はローカル保存) |
| アンケート | 原則として有料Workspaceプラン向け | 基本無料プランではホスト作成不可 |
| 挙手 | 可 | 可 |
| ホワイトボード | 標準Jamboardは終了。外部ツールや画面共有を利用 | Zoom Whiteboardを利用可能 |
| カメラ背景変更 | 可 | 可 |
Google Meetで以前利用されていたJamboardはサービスを終了しています。そのため、ブレインストーミングや共同での図解には、Miro、FigJam、Lucidsparkなどの外部ホワイトボードツールを利用し、Meetで画面共有する運用が一般的です。
有料版では、Google MeetもZoomも録画、ブレイクアウトルーム、アンケートなどの主要機能を利用できます。比較する際は、通話機能だけでなく、アカウント管理、ファイル共有、既存ツールとの連携、会議記録の保存先まで含めて検討しましょう。
AI機能も重要な比較軸です。Google Meetでは、Google Workspaceの対象プランで自動メモ作成の「Take notes for me」や、会議内容について質問できるGemini機能を利用できます。ZoomでもAI Companionによる会議要約やタスク抽出を提供しています。AI要約の有無だけではなく、自動開始の条件、管理者による制御、ユーザーが会議ごとに設定を変更できるかを確認することが大切です。
無料版で利用する場合、Google MeetとZoomには通話時間の上限があります。
Google Meetの個人向け無料版では、1対1の会議は最長24時間、3人以上のグループ会議は最長60分です。Zoom無料版は、1対1を含む会議が原則として最長40分です。個人面談、採用面接、オンライン相談など、1対1の会議を長く行う場合はGoogle Meet無料版の違いが役立ちます。
Zoom無料版は会議数そのものに上限はありませんが、会議ごとに40分で終了します。再入室を前提に長時間会議を続ける運用は、参加者への再案内や会議の中断が発生するため、継続的な業務利用には向きません。
有料プランでは時間上限が大きく緩和されます。長時間の研修、セミナー、大規模会議を定常的に実施する場合は、必要な参加人数や録画・管理機能とあわせて有料プランを検討しましょう。
Google Meet の時間制限とは?無料版 有料版、他のWeb会議との違いを解説
ここからは、Google Meetでオンライン会議を始める方法を紹介します。Google Meetのホーム画面は2026年7月以降、順次新しいデザインへ変更されています。アカウントのリリース方式によっては、画面上の項目や配置が異なる場合があります。
まず、Googleアカウントにログインした状態でGoogle Meetにアクセスします。Googleのアプリ一覧からMeetを選ぶ方法でも構いません。
ホーム画面では、予定されている会議、過去の会議の記録、会議を開始するための操作を確認できます。会議を新規作成する場合は「新しい会議」を選択します。
表示される主な選択肢は次の3つです。
数分後に会議がある場合は、参加用URLを発行してメールやチャットで共有するとよいでしょう。数日後や定例の会議であれば、Googleカレンダーから予定を作成し、参加者、説明、資料、Meetリンクをまとめて管理する方法が便利です。
Googleカレンダーで作成したMeet会議は、Meetホーム画面にも表示されます。会議前には予定説明や添付資料を確認し、会議後にはメモ、録画、文字起こしを参照する、といった流れで利用できます。
カレンダー予定を複製する場合は注意が必要です。既存の予定を複製しても、複製元と同じGoogle Meet会議URLが自動では引き継がれない場合があります。複製した予定でMeetを追加した場合は新しい会議コードが発行されるため、参加者には正しいリンクを共有してください。
また、Google Meetでは主催者・共同主催者が参加リクエストを確認してから入室を許可する運用が可能です。外部参加者が多い会議や、ホストが準備を整える前の入室を避けたい会議では、参加管理の設定を事前に確認しておきましょう。
次に、通話画面でよく使う基本機能を確認します。
Google Meetの使い方!もっとWeb会議を実施しよう
マイクのON/OFFは、通話画面下部のマイクアイコンで切り替えます。発言しないときはミュートにしておくと、キーボード音や周囲の雑音が入りにくくなります。
大人数の会議では、発言者以外はミュートにするルールを決めておくと、進行がスムーズです。音声が聞こえない、または相手に声が届かない場合は、Meetのデバイス設定とブラウザ・OSのマイク権限を確認しましょう。
カメラのON/OFFも、通話画面下部のカメラアイコンで切り替えます。通信環境が不安定な場合は、カメラをOFFにすることで音声が安定しやすくなることがあります。
商談や面接など表情が重要な会議ではカメラON、情報共有が中心の会議では必要に応じてOFFにするなど、目的に合わせて使い分けましょう。
Google Meetでは、会議中にパソコンの画面、特定のウィンドウ、ブラウザのタブを参加者へ共有できます。資料、スライド、Webページを見せながら説明できるため、打ち合わせやプレゼンテーションに便利です。
画面共有を始めるには、通話画面の「共有」または「画面を共有」メニューから、共有方法を選びます。
全画面共有では、通知、別のアプリケーション、機密情報まで表示される可能性があります。通常は、必要な資料だけを見せられる「ウィンドウ」または「タブ」を選ぶと安全です。
また、Geminiの会議メモには、共有中のスライド、図、グラフなどのスクリーンショットを挿入する機能が追加予定です。2026年8月1日時点では管理者設定が先行しており、利用者向け機能は2026年第3四半期に段階提供される予定です。録画をしていない会議でも共有内容が記録に残る可能性があるため、未公開情報、顧客情報、個人情報を扱う会議では、組織の許可範囲と会議中の設定を確認してください。
Google Meet(ミート)で画面共有する方法 失敗しないコツ
Google Meetでは、会議中に参加者へチャットメッセージを送信できます。URL、補足資料、議事進行に関する連絡を共有する際に便利です。
通話画面のチャットアイコンを選択すると、チャットパネルが表示されます。会議終了後に必要な情報を見失わないよう、重要なURLやファイルはGoogleドキュメント、Googleドライブ、社内チャットなどにも残しておくとよいでしょう。
ここからは、Google Meetをより便利に活用するための応用機能を紹介します。
会議中にアイデアを整理したり、参加者と一緒に図を書いたりする場合は、Miro、FigJam、Lucidsparkなどの共同編集ツールを活用できます。
Google Meetで標準的に利用されていたJamboardはすでにサービスを終了しているため、現在は外部ホワイトボードツールを別途用意し、Meetで画面共有する方法が基本です。ツール側で編集権限を付与すれば、参加者が同じボードを操作しながら議論を進めることもできます。
ブレインストーミング、要件整理、プロジェクトの振り返り、授業での説明などでは、会議リンクとあわせてボードのURL・編集権限を事前に案内するとスムーズです。社外参加者がいる会議では、閲覧・編集権限の設定にも注意しましょう。
Google Meetでは、カメラ背景の変更やぼかしを利用できます。自宅や会議室の様子を見せたくない場合、または画面上の印象を整えたい場合に便利です。
通話画面のメニューからビジュアルエフェクトを開き、背景テンプレートやぼかし効果を選択します。端末の性能やブラウザによって利用できる効果が異なる場合があるため、重要な会議の前に確認しておくと安心です。
Google Meetの背景を変更する方法 ビジネスシーン向けの背景とは?
複数人で会議をする場合は、通話画面のレイアウトを変更すると、参加者の表情や共有資料を見やすくできます。
参加者が多い会議ではタイル表示、発表者を中心に見たい場合はスポットライト表示、資料共有を大きく見たい場合はサイドバー表示など、会議の目的に応じて使い分けましょう。レイアウトは通話画面のメニューから変更できます。
会議主催者は、参加者の操作権限や入室方法を管理できます。大規模会議や社外参加者が多い会議では、事前に設定を確認しておくと安心です。
主催者が管理できる主な項目には、次のようなものがあります。
ウェビナー、採用面接、顧客向け説明会、授業などでは、画面共有やチャットを必要な範囲に制限した方が円滑に進行できます。外部ゲストが多い会議では、ホストまたは共同ホストが参加リクエストを確認する運用にすると、意図しない入室のリスクを下げられます。
Google Meetでは、Google Workspaceの対象プランでGeminiを活用した会議支援機能を利用できます。代表的な機能が、会議メモを自動作成する「Take notes for me」と、会議内容について質問できるGemini機能です。
Take notes for meを有効にすると、会議内容をもとに要点、決定事項、アクションアイテムなどを整理できます。会議後の議事録作成やフォローアップの負担を減らせるほか、記録の形式をそろえやすい点も利点です。国内でも、訪問看護の情報共有でGemini in Google Meetを活用し、同じ形式の会議記録をチームで共有する事例が紹介されています。
2026年7月からは、自動メモ作成を「すべての会議」で有効にするだけでなく、「主催者を含めて3人以上が参加する会議」に限定して有効化できるようになりました。1対1の面談では自動メモを開始せず、プロジェクト会議や社内定例会議では自動的に記録する、といった使い分けが可能です。
Business StandardおよびBusiness Plusでは、2026年9月21日以降、3人以上の会議における自動メモ作成がデフォルトでオンになる予定です。人事面談、法務相談、経営会議、機密商談などを扱う企業は、管理者が組織部門やグループ単位の設定を事前に棚卸ししておきましょう。社外会議で利用する場合は、AIメモを使用することを会議の冒頭で説明する運用も有効です。
Geminiへの質問機能では、「ここまでの決定事項を教えて」「次のToDoを整理して」「途中参加したので要点を知りたい」といった確認ができます。日本語を含む複数の対応言語を利用できますが、1回の会議で処理できるのは1言語です。日本語と英語が頻繁に切り替わる会議では、要約や文字起こしの正確性を過信せず、会議後に人が内容を確認してください。
AIメモは便利ですが、そのまま正式な議事録として扱うのではなく、決定事項、担当者、期限は会議後に人が確認することをおすすめします。個人情報や機密情報を含む会議では、録画・文字起こし・AIメモの利用可否、参加者への周知、保存期間、共有範囲を社内ルールに沿って定めましょう。
Google Meetでは、字幕や翻訳機能によって多言語会議を支援できます。対象のGemini機能を利用できる環境では、発言を別の言語にほぼリアルタイムで翻訳して字幕表示できるため、海外拠点や海外顧客との会議で言語の壁を下げられます。
日本語話者と英語話者が参加する会議でも、参加者が必要な字幕を確認しながら議論を進めやすくなります。ただし、利用できる言語・機能はプラン、管理者設定、利用環境によって異なります。重要な会議で使う場合は、事前にテストを行いましょう。
Google Meetは、対応する車載ディスプレイから会議に参加できる環境も広がっています。運転中は安全性を考慮し、ビデオではなく音声のみで参加します。
外回りや出張の移動中に会議の一部を聞く必要がある場合に便利ですが、運転中の操作は安全を最優先してください。必要な操作は停車中に済ませ、社用スマートフォンでは仕事用アカウントやワークプロファイルとの連携状況も事前に確認しましょう。
Google Meetを会議室で利用する企業では、Google Meetハードウェアの相互接続機能が役立ちます。対応するGoogle Meetハードウェアでは、Microsoft Teams Roomsとの組み込み相互接続に加え、Pexipの相互接続ゲートウェイを通じてSIP対応会議へ参加できます。
2026年7月からは、AndroidベースおよびChromeOSベースのMeetハードウェアで、Pexip経由のSIP会議への参加とDTMF操作に対応しました。数字のパスコード入力や音声メニュー操作を行えるため、SIP互換の会議室システムとの接続を検討しやすくなっています。ただし、Pexipの別途契約が必要で、管理者設定は初期状態でオフです。
会議室端末の導入・更改時は、取引先が利用するTeams、Zoom、Webex、SIP会議の割合を確認し、追加ライセンス費用、ロビー通過、画面共有、DTMFなどを実機で検証しましょう。また、対応するNeat端末では会議室の在室人数を端末上で集計する機能や、端末から送信された音声・映像品質などの問題報告を管理コンソールで確認する機能も利用できます。会議室の利用率や障害傾向をもとに、端末の交換や会議室運用を判断できます。
Google MeetはGoogleが提供するサービスであるため、GoogleカレンダーやGmailとの連携が便利です。
Googleカレンダーで予定を作成する際に、Google MeetのミーティングURLを発行できます。予定作成画面でGoogle Meetのビデオ会議を追加すると、Meetリンクが自動生成されます。
会議日時、参加者、説明文、添付資料、Meetリンクを予定にまとめられるため、ビジネス利用では特に便利です。参加者はMeetホーム画面から予定説明や添付資料を確認できるため、会議前の資料共有場所をカレンダーに統一すると運用しやすくなります。
予定を複製した場合は、以前のMeetリンクがそのまま引き継がれるとは限りません。複製した予定で新しいMeetリンクが発行されている場合は、招待先に正しいリンクが共有されているか必ず確認しましょう。
Gmailの画面から、Google Meetの会議を作成したり参加したりすることもできます。Gmailの設定でMeetの表示が有効になっていれば、メールでやり取りしている相手との会議をすばやく開始できます。
ただし、画面構成や表示項目はGoogleの仕様変更、アカウント種別、組織の設定によって異なる場合があります。Meetが表示されない場合は、Gmailの設定とGoogle Workspace管理者の設定を確認してください。
Google Meet 会議に参加する方法と招待の仕方を解説
Google Meet アカウントなしで参加する条件と方法を解説
最後に、Google Meetでよくあるトラブルと解決策を紹介します。
マイクが使えない場合は、主に次の原因が考えられます。
まずはパソコン本体のサウンド設定と、ChromeやSafariなどブラウザのマイク権限を確認してください。それでも改善しない場合は、Google Meetの設定画面で利用したいマイクが選択されているか確認しましょう。
カメラが映らない場合は、パソコンのカメラ設定、ブラウザのカメラ利用許可、Meetで選択しているカメラ、他のアプリによるカメラ使用状況を確認してください。
OSとブラウザの設定に問題がない場合は、Google Meetの設定で別のカメラが選択されていないか確認します。Web会議アプリ、録画アプリ、セキュリティソフトなどがカメラを使用している場合は、それらを終了してから再接続すると改善することがあります。
画面共有ができない場合、ブラウザやOS側で画面収録・画面共有の権限が許可されていない可能性があります。
Windowsではプライバシーとセキュリティ関連の設定、Macではシステム設定のプライバシーとセキュリティから画面収録権限を確認します。Google Meetを利用しているChromeやSafariなどのブラウザに権限を付与した後、ブラウザを再起動してください。
参加者が会議に入れない場合は、リンクの誤り、アカウント制限、組織外ユーザーの参加制限、主催者による承認待ちなどが考えられます。
特にカレンダー予定を複製した場合は、新しいMeetリンクが発行されている可能性があります。参加者が古いリンクを開いていないか確認しましょう。参加リクエストの承認が必要な会議では、ホストまたは共同ホストが入室を許可する必要があります。
会議メモ、文字起こし、録画が見つからない場合は、まず主催者のGoogleドライブ内にある「Google Meet」フォルダを確認します。会議別のサブフォルダ内に成果物が整理されており、定例会議では同じフォルダにまとまる場合があります。
以前の録画を探す場合は、「Legacy Meet Recordings」フォルダも確認してください。参加者側では、権限が付与されていれば会議フォルダへのショートカットがGoogleドライブに表示されます。閲覧できない場合は、主催者またはファイル所有者に共有権限を確認してもらいましょう。
企業でDrive API、Apps Script、RPAなどを利用して録画・議事録を自動処理している場合は、フォルダ名だけを条件にした検索や移動処理が影響を受ける可能性があります。管理者は保存先と自動化ワークフローを点検してください。
録画、文字起こし、Geminiによるメモ作成を使う場合は、参加者への周知と社内ルールの確認が重要です。会議内容に個人情報、顧客情報、未公開情報が含まれる場合は、利用可否、保存期間、共有範囲を明確にしましょう。
特に、共有画面のスクリーンショットを会議メモに取り込む機能が提供されると、録画をしていない会議でも資料の画像が残る可能性があります。録画禁止会議と画面キャプチャ禁止会議の基準をそろえ、管理者はスクリーンショットの許可範囲を設定することが大切です。
本記事では、Google Meetを初めて利用する方向けに、基本概要、導入メリット、Zoomとの比較、会議の始め方、基本機能、応用機能、Googleサービスとの連携、トラブル対応まで解説しました。
2026年のGoogle Meetは、ブラウザで手軽に利用できるだけでなく、Geminiによる会議メモ、会議内容の確認、翻訳字幕、参加管理などを活用できるサービスです。さらに、Meetホーム画面で予定・資料・過去の会議記録へアクセスしやすくなり、録画、文字起こし、会議メモはGoogleドライブ内の「Google Meet」フォルダでまとめて管理できるようになっています。
一方で、AIメモの自動開始設定、記録の保存先、共有画面のキャプチャ、外部参加者の承認などは、企業の情報管理に関わる重要な項目です。特にBusiness Standard/Business Plusを利用している組織は、3人以上の会議における自動メモ設定が2026年9月21日以降に変わる予定であるため、事前に管理者設定を確認しましょう。
まずは無料版で基本操作に慣れ、会議の規模や必要な録画・AI・管理機能に応じてGoogle Workspaceの有料プランを検討してください。会議前の準備、会議中の進行、会議後の記録・共有までを一連の業務として設計することで、Google Meetをより効果的に活用できます。
セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。


