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フォーム作成ツールおすすめ比較17選【2026年】無料・Webフォーム・法人向け

2026年10月20日(火)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. 30 秒で選ぶ:用途別のおすすめフォーム作成ツール早見表
    • 2. フォーム作成ツールの比較一覧表:料金・無料枠・機能・連携
      • 3. フォーム作成ツールとは?「送信の後に何をするか」で分かる種類と選び分け
        • 4. 失敗しないフォーム作成ツールの選び方:7 つのチェックポイント
          • 5. 種類別のおすすめフォーム作成ツール:無料の定番から法人向けまで
            • 6. 用途別に選ぶ:問い合わせ・申込・アンケート・商談予約のフォーム
              • 7. フォーム作成ツールのよくある質問
                • 8. まとめ:目的に合うフォーム作成ツールを選び、無料プランで試そう
                  • 9. Jicoo(ジクー)について

                  フォーム作成ツールを比較して、自社に合うおすすめを選びたい。社内のアンケートを集めたい、ホームページの問い合わせを取りこぼしたくない、問い合わせからそのまま商談を予約してほしいなど、目的はさまざまです。

                  同じ Web フォーム作成ツールでも、目的によって向いているツールは変わります。無料で足りるのか、法人向けの有料プランが要るのかも、用途で決まります。

                  Web フォーム作成ツール(フォーム作成システム、Web フォームシステムとも呼ばれます)は、問い合わせ・申込・アンケートなどの入力フォームを、プログラムを書かずに作れるサービスです。作ったフォームは URL で送ったり、ホームページに埋め込んだりでき、回答は自動で一覧にたまります。

                  アンケートや社内の受付なら、Google フォームや Microsoft Forms など今のアカウントで使えるフォームから始めましょう。問い合わせや申込の対応まで管理したいなら専用のツール、回答から商談の予約までつなげたいなら振り分け・予約連動型が向きます。

                  この記事では、17 のツールを同じ項目で比べた一覧表と、選び方、用途別のおすすめを紹介します。

                  30 秒で選ぶ:用途別のおすすめフォーム作成ツール早見表

                  やりたいことに近い行を探せば、選ぶ種類と、最初に見るツールが分かります。

                  やりたいこと選ぶ種類まず見るツール無料で足りるか詳しく読む
                  社内のアンケート・出欠を集める内蔵型Google フォーム、Microsoft Forms個人のアカウントで始められるGoogle フォームの使い方
                  Notion や HubSpot の中で回答を管理する内蔵型Notion フォーム、HubSpot フォーム作成は無料。条件分岐などは有料HubSpot の解説
                  ホームページの問い合わせを、対応漏れなく受ける専用型Tayori、フォームメーラー、formrun件数が少なければ足りるformrun の始め方
                  申込・注文のフォームで支払いも受ける専用型formzu、フォームメーラー、Jotform、Tally無料で決済できるものもあるformzu の解説
                  見た目のよいフォーム、1 問ずつ答えるフォームを作る専用型Jotform、Typeform、Tally回答数の上限で変わるTypeform のガイド
                  kintone に回答を直接ためる専用型フォームブリッジ、フォームメーラー連携は有料プランkintone の解説
                  権限・承認・ログなど統制の要件が厳しい専用型WEBCAS formulator、フォームブリッジ有料プランが前提-
                  問い合わせを担当者に振り分け、その場で商談を予約してもらう振り分け・予約連動型Jicoo、Cal.com、Calendly振り分けは有料プラン問い合わせから商談予約へつなぐ方法
                  市場調査など本格的なアンケートをとる番外(アンケート専用)Questant、SurveyMonkey無料は 10 問までSurveyMonkey のガイド

                  「まず見るツール」のツール名からは記事内の説明へ、「詳しく読む」からは使い方などの記事へ進めます。迷ったら、「無料で足りるか」の列を最初の目安にしましょう。

                  フォーム作成ツールの比較一覧表:料金・無料枠・機能・連携

                  主要な 17 のツールを、料金、作りやすさ、受付後の管理と連携、予約と AI・更新の 4 つの表に分けて比べます。ツール名を押すと、記事内のそれぞれの説明に移動します。

                  料金と無料枠

                  ※比較基準日:2026年10月13日(各サービスの公式サイト・料金ページ・ヘルプ・リリースノートで確認。料金は公式の表記のまま記載。公式に記載を確認できない項目は「公開情報なし」)

                  ツール種類無料で使える範囲有料プランの下限価格
                  Google フォーム内蔵型個人の Google アカウントで作成できる(上限は公開情報なし)Google Workspace Business Starter(1 ユーザー月額 ¥800、税別)に含まれる
                  Notion フォーム内蔵型フリーで作成できる(回答数の上限は公開情報なし)プラス:1 人月額 ¥1,650(年払い)、月払い ¥2,000
                  HubSpot フォーム内蔵型無料ツールで作成できる(HubSpot の表示あり)Marketing Hub Starter 月額 2,400 円から(税の表記なし)
                  Microsoft Forms内蔵型個人の無料アカウントで 1 フォーム 200 回答までBusiness Basic 月 1,049 円相当(年払い、税別)、月間契約 1,259 円
                  WEBCAS formulator専用型無料プランなし(デモ環境は原則 1 週間)月額 30,000 円+初期費用 50,000 円(税の表記なし)
                  Zoho Forms専用型1 人・フォーム 3・月 500 件までベーシック月額 ¥1,420(年払い、税別)、月払い ¥1,700
                  Tayori専用型1 ユーザー・フォーム 1 つ・返信月 10 件までスターター月額 ¥3,800(税抜)
                  formzu専用型広告あり。1 フォーム 12 項目・保存 100 件までパーソナル 3 か月 2,500 円(税込)
                  フォームブリッジ専用型無料プランの記載なし(30 日間のお試し)ライト月額 ¥7,000(税抜)。kintone の契約が必要
                  フォームメーラー専用型フォーム 5 個・7 項目・保存 6 か月までLite 月 1,485 円(税込)
                  formrun専用型フォーム 1 個・1 フォーム月 30 件・1 人までBEGINNER 月額 ¥2,980(税抜、年間契約)、単月 ¥3,880
                  Jotform専用型フォーム 5 件・月 100 回答まで(ロゴ表示)Bronze 月払い 39 ドル、年払いは月 34 ドル
                  Typeform専用型フォーム数は無制限、回答は月 10 件までBasic 月払い 39 ドル、年払いは月 28 ドル
                  Tally専用型フォーム数・回答数とも無制限(ロゴ表示)Pro 月払い 29 ドル、年払いは月 24 ドル相当
                  Jicoo振り分け・予約連動型Individual は無料(ルーティングは使えない)Team 1 ユーザー月額 1,200 円(税抜・年払いの月額換算)、月払い 1,500 円(税抜)
                  Cal.com振り分け・予約連動型Free にルーティングの記載なしTeams 1 ユーザー月額 12 ドル(年払い)
                  Calendly振り分け・予約連動型Free・Standard はルーティングなしTeams 1 席月額 16 ドル(年払い)、月払い 20 ドル

                  ※2026年10月13日時点の各社の公式情報をもとにしています。並びは内蔵型・専用型・振り分け・予約連動型の順で、おすすめの順位ではありません。

                  無料プランがないのは WEBCAS formulator、無料プランの記載がないのはフォームブリッジです。振り分け・予約連動型の 3 つは、回答で振り分ける機能が有料プランからになります。海外のツールは、料金が米ドルで表記されています。

                  作りやすさと入力のしやすさ:日本語・条件分岐・住所・決済

                  ※比較基準日:2026年10月13日

                  ツール日本語(画面/サポート)条件分岐住所の自動入力決済
                  Google フォームあり/公開情報なしあり(選択式の回答で移動)公開情報なし公開情報なし
                  Notion フォームあり/公開情報なしビジネス以上公開情報なし公開情報なし
                  HubSpot フォームあり/あり(Starter 以上。電話は英語)Professional 以上(ベータ版)公開情報なし支払いリンクへ移動
                  Microsoft Formsあり/公開情報なしあり公開情報なし公開情報なし
                  WEBCAS formulatorあり/あり(電話・対面も)あり(ページの分岐は上位プラン)あり(郵便番号から)公開情報なし
                  Zoho Forms公開情報なし/有料は日本語窓口あり(全プラン)郵便番号からは公開情報なしStripe・PayPal など
                  Tayoriあり/あり(電話なし)一段階のみあり(HTML 形式の設置は除く)公開情報なし
                  formzuあり/あり(フォーム)あり(無料は 2 条件)ありPayPal(全プラン)
                  フォームブリッジあり/あり(電話・メール)スタンダード以上あり公開情報なし
                  フォームメーラーあり/あり(電話なし)あり(全プラン)ありPayPal(有料プラン)
                  formrunあり/あり(メール)あり(全プラン)あり注文決済(全プラン)
                  Jotformあり/フォーラムでの回答のみありあり(API キーが必要)Stripe・PayPal・Square など
                  Typeform回答画面のみ/公開情報なしあり(無料から)公開情報なしStripe・PayPal(Basic 以上)
                  Tally回答画面のみ確認/公開情報なしあり(無料から)公開情報なしStripe(無料から)
                  Jicooあり/あり(チャット)Business 以上あり(郵便番号から)予約時の決済(Team 以上)
                  Cal.com公開情報なし/公開情報なし予約フォームの項目で可公開情報なし予約時の決済(全プラン)
                  Calendly予約ページは非対応/公開情報なし公開情報なし公開情報なし予約時の決済(Standard 以上)

                  ※「条件分岐」は、回答に応じて次の質問や画面を出し分ける機能です。回答で担当者や予約ページに振り分ける機能は、4 つ目の表の「予約・日程調整との連携」で比べています。

                  郵便番号からの住所の自動入力は、国産のツールの多くが備えています。海外のツールは作成画面や日本語のサポートに差があるので、社内で誰が使うかもあわせて確かめましょう。

                  受付後の管理と連携:回答の管理・通知・連携・セキュリティ

                  ※比較基準日:2026年10月13日

                  ツール回答の管理通知主な連携IP 制限・SSO
                  Google フォームグラフ・スプレッドシート作成者へのメールスプレッドシート・API公開情報なし
                  Notion フォームデータベースで担当者・ステータスSlack・メール(オートメーション)Notion のデータベース・WebhookSAML SSO はビジネス以上
                  HubSpot フォームCRM に登録、担当者に通知メール・SlackHubSpot CRM・SalesforceSAML SSO は Professional 以上
                  Microsoft Formsグラフ・Excel作成者へのメールExcel・Power Automate公開情報なし
                  WEBCAS formulator集計・クロス集計登録通知メールCSV・クラウドストレージへの出力IP 制限は管理画面、SSO は回答者側(SaaS・導入型)
                  Zoho Formsかんばん・タスクの割り当てメール・SMS・Teamsスプレッドシート・Zoho CRM・Salesforce公開情報なし
                  Tayori受信箱でステータス・担当者メール・Slack・Teams(上位プラン)スプレッドシート(有料プラン)IP 制限は上位プラン(SSO は公開情報なし)
                  formzuCSV・単純集計メール・Slack・Teams(有料プラン)スプレッドシート(ビジネス以上)フォームの IP 拒否は全プラン、管理画面の IP 制限はプロフェッショナル
                  フォームブリッジkintone のアプリに保存管理者宛てメール(プレミアム以上)kintone・トヨクモの連携サービスIP 制限はプレミアム以上(SSO は公開情報なし)
                  フォームメーラー対応状況の管理・メモメール(全プラン)・Slack・Teams(有料プラン)スプレッドシート・kintone・Webhookフォームの IP 拒否は全プラン、管理画面の IP 制限は Premium
                  formrunボードでステータス・担当者メール(全プラン)・Slack・Teams(BEGINNER 以上)Salesforce・HubSpot・kintone(オプション)IP 制限は PROFESSIONAL、SSO は ENTERPRISE
                  JotformInbox・承認フローメール・Slack・Teamsスプレッドシート・Salesforce・HubSpotSSO は Enterprise
                  Typeform絞り込み・タグ付けメール・Slack・Teamsスプレッドシート・HubSpot・SalesforceSSO は Enterprise など
                  Tallyステータス管理は公開情報なしメール・Slack・Discordスプレッドシート・Notion・Webhook公開情報なし
                  Jicoo一覧でチームに共有メール・Slack・LINEHubSpot・Salesforce・スプレッドシートIP 制限は Business 以上、SSO は Enterprise
                  Cal.com回答の表・分析メール・SMS・WhatsAppSalesforce・HubSpot・WebhookSSO は Organizations 以上
                  Calendly回答の一覧・CSV・分析Slack・TeamsHubSpot・Salesforce・MarketoSAML SSO は Enterprise(Teams はアドオン)

                  受け付けた回答の対応状況を管理できるのは、一部の専用型と Notion フォームです。専用型では Tayori、フォームメーラー、formrun などが当たります。ほかの内蔵型は、回答をスプレッドシートなどにためて集計する使い方が中心です。

                  予約・日程調整との連携、AI と機能の更新

                  ※比較基準日:2026年10月13日

                  ツール予約・日程調整との連携AI機能の更新(直近 12 か月)
                  Google フォーム公開情報なし(予約スケジュールは別機能)Gemini で作成・要約(対象プラン)年間 7 件以上
                  Notion フォーム公開情報なし(Notion カレンダーは別機能)Notion エージェントで作成年間 1〜11 件
                  HubSpot フォーム送信後にミーティングへ移動(条件はプランで違う)AI のスパム検出・分析年間 9 件以上
                  Microsoft Forms公開情報なし(Bookings は別機能)Copilot(ライセンスが必要)年間 3 件以上
                  WEBCAS formulator公開情報なし公開情報なし年間 1〜11 件
                  Zoho FormsZoho Flow 経由で Zoho Bookings指示文からフォームを作成年間 24 件以上
                  Tayori公開情報なしAI チャットボット(上位プラン)年間 1〜11 件
                  formzu公開情報なし公開情報なし年間 1〜11 件
                  フォームブリッジ公開情報なし完了画面の作成、質問への回答(β版)年間 12〜23 件
                  フォームメーラー公開情報なし公開情報なし年間 12〜23 件
                  formrunbookrun と連携(全プラン)返信文の添削、FAQ の自動表示年間 12 回(月ごとのまとめ)
                  JotformAppointments(フォーム内で予約)会話でフォームを作成年間 13 件以上
                  Typeformフォーム内の Scheduler の質問チャットでフォームを作成年間 24 件以上
                  TallyCalendly・Cal を埋め込み指示でフォームを作成(全プラン)年間 12〜23 件
                  Jicoo回答で予約ページへ振り分け(Team 以上)ミーティング分析 AI(アドオン)、MCP年間 24 件以上
                  Cal.com回答で予約ページへ振り分け(Teams 以上)フォームと振り分けを AI で下書き年間 12 回(月ごとのまとめ)
                  Calendly回答で予約ページへ振り分け(Teams 以上)Notetaker・Callie(英語のみ)年間 24 件以上

                  ※「機能の更新(直近 12 か月)」は、2025年10月13日〜2026年10月12日に、公式のリリースノート・お知らせ・ヘルプ・公式ブログで公開された機能の追加・改善の数です。受賞、料金改定、メンテナンス・障害、イベントのお知らせは数えていません。

                  ※公開の形式(記事 1 本、項目 1 つなど)がサービスごとに違うため、件数は範囲で示しています。月ごとにまとめて公開するサービスは、まとめの回数です。一部のサービスは、確認できた分だけを数えた下限です。振り分け・予約連動型の 3 つは、日程調整を含む製品全体の数です。月ごとの公開の偏りは表していません。

                  フォームの回答から予約へ、同じ会社の機能でつなげられるツールは限られます。振り分け・予約連動型の 3 つのほか、formrun(bookrun)、Jotform、Typeform、HubSpot フォーム、Zoho Forms(Zoho Flow 経由)です。機能の更新の数は、開発が続いているかを見る目安として使いましょう。

                  フォーム作成ツールとは?「送信の後に何をするか」で分かる種類と選び分け

                  最初に決めたいのは、回答を「まとめて集計する」のか、「1 件ずつ対応する」のかです。必要な機能がまったく違うからです。

                  アンケート・集計用受付用(問い合わせ・申込)
                  主な用途社内アンケート、出欠、イベントの感想、市場調査問い合わせ、資料請求、申込、注文、予約の依頼
                  送信の後回答をまとめて集計・分析する1 件ずつ返信し、担当者と進み具合を管理する
                  大切な機能条件分岐、集計グラフ、回答の書き出し自動返信、通知、ステータス管理、住所の自動入力、決済
                  向く種類内蔵型、アンケート専用のツール専用型、振り分け・予約連動型

                  迷ったら「送信の後」の行を見てください。回答を一覧で集計できれば十分なら内蔵型から、1 件ずつ対応が必要なら専用型から検討しましょう。

                  送信の後にどこまでつながるかで 3 種類に分ける

                  この記事では、フォーム作成ツールを「送信の後に、どこまで業務がつながるか」で 3 つの種類に分けます。

                  種類送信の後にできること代表的なツール向く場面
                  内蔵型今使っているサービスに付いたフォーム。回答を表やデータベースにためて集計するGoogle フォーム、Notion フォーム、HubSpot フォーム、Microsoft Forms社内アンケート、出欠、少量の申込
                  専用型自動返信、ステータス・担当者の管理、住所の自動入力、決済、CRM・kintone への連携など(範囲はツールで違う)WEBCAS formulator、Tayori、formrun、Jotform などホームページの問い合わせ・申込・注文、デザインを重視するフォーム
                  振り分け・予約連動型回答で担当者や予約ページに振り分け、その場で商談・面談を予約してもらうJicoo、Cal.com、Calendly営業の問い合わせ、資料請求、デモの申込

                  3 つの種類は、できることが積み上がる関係ではありません。たとえば振り分け・予約連動型のツールでは、アンケートの集計や、予約を伴わずにフォームの回答と一緒に支払いを受ける決済フォームの機能は公式サイトでは確認できませんでした。

                  種類を進める目安は、次の通りです。

                  • 内蔵型から専用型へ:自動返信の文面を変えたい、担当者とステータスで対応を管理したい、住所の自動入力や決済を使いたいとき。
                  • 専用型から振り分け・予約連動型へ:問い合わせの内容で担当者を決め、その場で商談や面談の予約まで進めてほしいとき。

                  アンケートの設問や集計を細かく作り込みたい場合は、3 つの種類とは別に、アンケート専用のツールも選択肢になります。

                  失敗しないフォーム作成ツールの選び方:7 つのチェックポイント

                  選ぶときは、次の 7 つを順に確かめましょう。問い合わせの受付に使うなら、4 つ目の「受付の後の管理」で最も差が出ます。

                  1. 無料でどこまで使えるか

                  無料プランの上限は、ツールによって大きく違います。たとえば Tally は回答数に上限がない一方、Typeform は月 10 件、formrun は 1 フォーム月 30 件までです。

                  フォームの数、回答の数、回答の保存期間、ロゴや広告の表示を、比較一覧表の「無料で使える範囲」で確かめましょう。

                  2. 作りやすく、テンプレートがあるか

                  テンプレートがあれば、問い合わせや申込のフォームをすぐに作れます。formrun は 500 種類以上、Jotform は 20,000 以上のテンプレートを案内しています。

                  指示文からフォームの下書きを AI で作れるツールもあります。作成画面が日本語かどうかも、社内で使う人に合わせて確かめておきましょう。

                  3. 回答する人が入力しやすいか

                  入力の手間が多いと、途中でやめてしまう人が増えます。郵便番号からの住所の自動入力、入力ミスのその場での表示、入力途中の保存などがあるかを確かめましょう。

                  こうした入力の負担を減らす工夫は、EFO(入力フォームの最適化)と呼ばれます。スマホでの見え方は、公開前にプレビューで確かめておくと安心です。

                  4. 受け付けた後の対応を管理できるか

                  問い合わせや申込は、受け付けた後の対応が本番です。自動返信の文面を変えられるか、担当者に通知できるか、対応の進み具合を記録できるかを確かめましょう。

                  Tayori、フォームメーラー、formrun は、受け付けた回答の対応状況を管理できます。チームで対応するなら、ここが最も差の出るポイントです。

                  5. 使っているサービスと連携できるか

                  回答をスプレッドシートにためたいのか、CRM や kintone に入れたいのか、Slack や Teams に通知したいのか。今使っているサービスとつながるかで、候補は絞れます。

                  同じ会社の CRM や予約の機能とつながるツールもあります。比較一覧表の「主な連携」と「予約・日程調整との連携」の列で確かめてください。

                  6. セキュリティと個人情報の扱い

                  フォームでは、氏名や連絡先などの個人情報を受け取ります。スパム対策、管理画面の IP 制限、2 段階認証、SSO、操作の記録があるかを確かめましょう。

                  こうした機能は上位プランに限られることが多くあります。第三者認証の取得状況やデータの保存場所は、導入前に各社の公式サイトや資料で確かめてください。

                  7. AI の機能と、開発が続いているか

                  指示文からフォームを作る、回答を要約・分析するといった AI の機能を備えるツールがあります。対象のプランや追加の契約が必要なものもあるので、使える範囲を確かめましょう。

                  あわせて、機能の更新が続いているか、運営会社が変わっていないかも見ておくと安心です。たとえばフォームメーラーは、2026 年 10 月 1 日に運営会社が SATORI株式会社に変わりました。

                  番外:ツールを使わず、自社で作るほうが向く場面

                  フォームは、HTML や CMS の機能を使って自社で作ることもできます。次のような場面では、自社で作る方法も検討しましょう。

                  • サイトのデザインや既存の仕組みに深く組み込みたいとき:入力内容を自社のシステムに直接つなぎたい場合など。
                  • 開発と保守を社内で続けられるとき:フォームを直したいときに、すぐ手を入れられます。

                  ただし、送信内容の暗号化、スパム対策、回答の保管と削除まで、自社で管理する必要があります。体制がなければ、ツールを使うほうが手間を減らせます。

                  種類別のおすすめフォーム作成ツール:無料の定番から法人向けまで

                  内蔵型、専用型、振り分け・予約連動型の順に紹介します。各種類の中は、日本語の画面とサポートがあるツールを先にし、その中は名前の読みの五十音順に並べています。

                  内蔵型:今のアカウントのまま使えるフォーム

                  Google、Microsoft、HubSpot、Notion を使っていれば、追加の契約なしでフォームを作れることがあります。社内のアンケートや少量の申込なら、まずここで足りるかを確かめましょう。

                  Google フォーム

                  Google フォームの紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:Google フォームの紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  Google が提供するフォーム作成の機能です。個人の Google アカウントで作成でき、Google Workspace ではすべてのプランで使えます。回答は Google スプレッドシートに書き出して集計できます。

                  回答に応じたセクションの移動(条件分岐)、テンプレート、テスト(クイズ)の作成に対応します。対象のプランでは、Gemini で下書きを作ったり、自由記述の回答を要約したりできます。

                  一方、担当者の割り当て、ステータスの管理、決済の標準機能は公式サイトでは確認できませんでした。ファイルを受け付ける質問には、回答者の Google アカウントでのログインが必要です。

                  同じ Google の「予約スケジュール」には、独自の予約フォームがあります。ただし、Google フォームの回答から予約へつなぐ公式の機能は確認できませんでした。使い方はGoogle フォームの使い方で解説しています。

                  Notion フォーム

                  Notion フォームの紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:Notion フォームの紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  Notion Labs, Inc. が提供する Notion のフォーム機能で、2024 年 10 月に公開されました。全プランで作成でき、回答はそのまま Notion のデータベースにたまります。

                  データベースのプロパティで担当者やステータスを管理でき、チームへの依頼や社内の受付に向きます。回答で質問を出し分ける条件付きロジックは、ビジネス(メンバー 1 人あたり月額 ¥3,150、年払い。月払いは ¥3,800)以上です。

                  埋め込み、決済、郵便番号からの住所入力は、公式サイトでは確認できませんでした。フォームの作成とカスタマイズは、モバイルでは行えません。

                  同じ Notion の「Notion カレンダー」には、スケジュールリンクがあります。ただし、フォームの回答から予約へつなぐ公式の機能は確認できませんでした。Notion そのものはNotion の解説記事で紹介しています。

                  HubSpot フォーム

                  HubSpot のフォーム作成ツールの紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:HubSpot のフォーム作成ツールの紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  CRM の HubSpot に含まれるフォーム機能です。無料ツールでも作成でき、送信した人は HubSpot の CRM にコンタクトとして自動で登録されます。

                  無料ツールではフォームに HubSpot の表示が入り、自動で送るメールは 1 フォーム 1 通です。有料は Marketing Hub Starter の月額 2,400 円から(コアシート 1 人分を含む、税の表記なし)です。条件分岐(ベータ版)や、回答に応じた移動先の出し分けは、Marketing Hub などの Professional 以上で使えます。

                  同じ HubSpot の「ミーティング」ツールとつながり、送信後にミーティングリンクへ移動させられます。日程調整ページへの移動には、Sales Hub か Service Hub の Enterprise が必要とヘルプに書かれています。

                  すでに HubSpot で顧客を管理しているチームに向きます。HubSpot そのものはHubSpot の解説記事で紹介しています。

                  Microsoft Forms

                  Microsoft Forms の紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:Microsoft Forms の紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  Microsoft が提供するフォーム作成の機能です。個人の Microsoft アカウントでも使え、無料のアカウントでは 1 フォームあたり 200 件まで回答を受けられます。職場・学校のアカウントでは、上限が最大 500 万件になります。有料では、Microsoft 365 Business Basic(1 ユーザー月 1,049 円相当、年払い・税別。月間契約は 1,259 円)に含まれます。

                  分岐、ファイルの受け付け、Excel への同期に対応します。ファイルの受け付けは、回答者を組織内に限る設定のときだけ使えます。Copilot でアンケートを作るには、Copilot のライセンスが必要です。

                  自由な文面の自動返信や担当者の管理は、公式サイトでは確認できませんでした。回答の後の処理は、Power Automate で組む形になります。

                  同じ Microsoft の予約機能「Microsoft Bookings」には、独自の質問項目があります。ただし、Forms の回答から予約へつなぐ公式の機能は確認できませんでした。使い方はMicrosoft Forms の使い方で解説しています。

                  専用型:受け付けた後の対応まで管理するツール

                  フォームを作るための専用ツールです。自動返信、回答のステータス管理、住所の自動入力、決済、CRM や kintone への連携など、受け付けた後の業務まで扱います。備える機能の範囲は、ツールとプランで大きく違います。

                  WEBCAS formulator

                  WEBCAS formulator の紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:WEBCAS formulator の紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  株式会社WOW WORLD(旧・株式会社エイジア)が提供する、法人向けのフォーム作成ツールです。無料プランはなく、スタンダードプラン(ASP 型)の月額 30,000 円と初期費用 50,000 円からです(税の表記なし)。

                  オペレータごとの権限、最大 3 段階の承認、操作ログ、管理画面の IP 制限、二要素認証など、内部統制のための機能がそろいます。既存の会員認証とフォームをつなぐ回答者側のシングルサインオン連携(SaaS 型・導入型)もありますが、管理画面の SSO は公式サイトでは確認できませんでした。サポートはプランにかかわらず、電話・メール・対面で受けられると案内されています。

                  一方、チャットツールへの通知、決済、CRM との連携は公式サイトでは確認できませんでした。スタンダード(ASP 型)は 1 ページで完結する形式で、回答によるページの分岐はエキスパート以上です。

                  同じ会社のメール配信「WEBCAS e-mail」と組み合わせると、メールの属性と回答を結び付けたアンケートを作れます。問い合わせを複数人で管理するには、別製品の「WEBCAS mailcenter」の契約が必要です。

                  Zoho Forms

                  Zoho Forms の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:Zoho Forms の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  Zoho(日本のサイトは ZOHO Japan Corporation)が提供するフォーム作成ツールです。無料プランは 1 人・フォーム 3 つ・月 500 件までで、有料のベーシックは月額 ¥1,420(年払い、税別)からです。

                  無料プランでも、条件分岐、ファイルの受け付け、Stripe・PayPal などの決済(無料は 10 件まで)が使えます。タスクの割り当てや複数段階の承認は、スタンダード以上です。

                  有料プランには日本語のサポート窓口があり、無料プランは英語のメールでの対応です。管理画面が日本語で表示されるかは、公式サイトでは明記を確認できませんでした。

                  同じ Zoho の Zoho CRM とは全プランで連携します。予約システムの Zoho Bookings とは直接はつながらず、Zoho Flow(ベーシック以上)のシナリオで組み合わせます。Zoho Bookings はZoho Bookings のガイドで紹介しています。

                  Tayori

                  Tayori の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:Tayori の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  株式会社PR TIMES が提供する、問い合わせ管理のツールです。フォームのほか、FAQ、アンケート、チャット、AI チャットボットを一つにまとめて扱えます。

                  受け付けた問い合わせは受信箱に入り、担当者と「未対応」「対応中」などのステータスを決めて、チームで対応できます。郵便番号からの住所の自動入力にも対応します(HTML 形式で設置したフォームでは使えません)。

                  無料のフリープランは 1 ユーザー・フォーム 1 つ・返信は月 10 件までで、有料はスタータープランの月額 ¥3,800(税抜)からです。条件分岐は一段階だけで、電話での問い合わせは受け付けていないと明記されています。

                  FAQ やチャットボットは別製品ではなく、Tayori の中の機能です。同じ会社のタスク管理ツール「Jooto」とは、エンタープライズプランの API を使った連携の例が紹介されています。

                  formzu

                  formzu の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:formzu の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  フォームズ株式会社が提供するフォーム作成ツールです。無料プランでもフォームの数に制限がなく、PayPal 決済、ファイルの受け付け、郵便番号からの住所の自動検索が使えます。

                  無料プランは広告が表示され、1 フォームあたり項目は 12 まで、保存できる回答は 100 件までです。有料はパーソナル版の 3 か月 2,500 円(税込)からで、月払いの記載はありません。

                  IP アドレスでフォームへのアクセスを拒む設定は全プラン、管理画面の IP 制限はプロフェッショナルで使えます。回答のステータスや担当者の管理、CRM との連携、SSO は、公式サイトでは確認できませんでした。同じ会社の別のサービスも確認できず、WordPress のプラグインを提供しています。詳しくはformzu の解説で紹介しています。

                  フォームブリッジ

                  フォームブリッジの紹介ページ(2026年10月13日撮影)
                  出典:フォームブリッジの紹介ページ(2026年10月13日撮影)

                  トヨクモ株式会社が提供する、kintone 専用のフォーム作成ツールです。回答はそのまま kintone のアプリに保存されます。kintone のスタンダードコース以上の契約が前提です。

                  無料プランの記載はなく、30 日間の無料お試しがあります。有料はライトコースの月額 ¥7,000(税抜)からで、条件分岐と自動返信メールはスタンダードコース以上です。

                  郵便番号からの住所の自動取得は、どのコースでも使えます。監査ログは全コース、パスワード保護や IP アドレスの制限はプレミアム以上で備えます。

                  同じトヨクモの kintone 連携サービス(kViewer・kMailer・PrintCreator・DataCollect)と組み合わせられます。マイページ、自社ドメインからのメール、書類の出力、残り枠の表示まで作れます(各サービスは別契約)。kintone そのものはkintone の解説記事で紹介しています。

                  フォームメーラー

                  フォームメーラーの公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:フォームメーラーの公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  2026 年 10 月 1 日から、SATORI株式会社が運営するフォーム作成ツールです(フォームメーラー株式会社を吸収合併)。サポートの窓口は変わらないと告知されています。

                  無料プランはフォーム 5 個・1 フォーム 7 項目・回答の保存 6 か月までです。有料は Lite の月 1,485 円(税込)からです。有料プランでは、PayPal 決済の注文フォームや、Slack・Teams・Chatwork への通知が使えます。

                  対応状況の管理、郵便番号からの住所の自動入力、回答による通知先の振り分け(Entry 以上)にも対応します。スプレッドシート・kintone・Webhook への受け渡しは Standard 以上です。

                  運営会社は、マーケティングオートメーションの「SATORI」も提供しています。ただし、フォームメーラーと SATORI の連携機能は公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはフォームメーラーの解説で紹介しています。

                  formrun

                  formrun の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:formrun の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  株式会社ベーシックが提供するフォーム作成ツールです。500 種類以上のテンプレートがあり、受け付けた回答はカンバン形式のボードで担当者とステータスを管理できます。

                  無料の FREE プランでも、条件分岐、ファイルの受け付け、注文決済が使えます。ただしフォームは 1 個、回答は 1 フォーム月 30 件、メンバーは 1 人までです。有料は BEGINNER の月額 ¥2,980(税抜、年間契約)からです。

                  自動返信メールとチャットツールへの通知は BEGINNER 以上、Webhook・API・IP 制限は PROFESSIONAL です。Salesforce・HubSpot との連携は、フォームごとの有料オプションです。

                  同じベーシックの日程調整ツール「bookrun」と全プランで連携し、フォームの送信と同時に日程を確定できます。使い方はformrun の始め方、bookrun はbookrun の解説で紹介しています。

                  Jotform

                  Jotform の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:Jotform の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  米国の Jotform が提供するフォーム作成ツールです。20,000 以上のテンプレートがあり、作成画面は日本語で使えます。

                  無料の Starter はフォーム 5 件・月 100 回答までで、Jotform のロゴが表示されます。有料の Bronze は月払い 39 ドル、年払いなら月 34 ドルからです。

                  決済、電子署名、承認フロー、Salesforce・HubSpot との連携まで、受け付けた後の業務を広く扱えます。一方、日本語のサポートは公式フォーラムでの回答で、電話やメールでの直接の対応はしていないと案内されています。

                  同じ Jotform の「Appointments」をフォームに加えると、回答と予約を一つのフォームで受けられます。予約を確定する前の決済にも対応します。

                  Typeform

                  Typeform の公式サイト(英語)(2026年10月13日撮影)
                  出典:Typeform の公式サイト(英語)(2026年10月13日撮影)

                  スペインの TYPEFORM SL が提供する、1 問ずつ答えてもらう会話型のフォームが特徴のツールです。条件分岐、計算、スコアは無料プランから使えます。

                  無料プランはフォームの数に制限がない一方、回答は月 10 件までです。有料の Basic は月払い 39 ドル、年払いなら月 28 ドルからです。作成画面は英語とスペイン語だけですが、回答画面の文言は日本語にできます。

                  HubSpot・Salesforce・Google スプレッドシートと連携します。回答者への自動メールには、Plus 以上で追加するアドオンが必要です(2026 年 5 月 20 日より前に登録したアカウントを除く)。

                  フォームに「Scheduler」の質問を置くと、Google カレンダー(Business 以上)か Calendly で予約を受けられます。同じ会社は、動画で回答を集める「VideoAsk」も提供しています。詳しくはTypeform のガイドで紹介しています。

                  Tally

                  Tally の公式サイト(英語)(2026年10月13日撮影)
                  出典:Tally の公式サイト(英語)(2026年10月13日撮影)

                  ベルギーの Tally BV が提供するフォーム作成ツールです。無料プランでも、フォームの数と回答の数に上限がありません(公正な利用の範囲内)。

                  文書を書くように質問を並べて作る画面で、条件分岐、計算、Stripe での決済、Webhook も無料で使えます。有料の Pro は月払い 29 ドル、年払いなら月 24 ドル相当で、Tally のロゴを外せます。

                  回答のステータス管理や担当者の割り当ては、公式サイトでは確認できませんでした。作成画面の日本語対応や日本語のサポートも確認できず、回答画面の既定の文言は日本語で表示できます。

                  同じ会社の別の製品や自社の予約機能は、公式サイトでは確認できませんでした。フォームの中に Calendly や Cal の予約画面を埋め込んで使えます。

                  振り分け・予約連動型:回答から商談の予約までつなぐツール

                  問い合わせや資料請求の回答を見て、担当者や予約ページに振り分け、その場で商談・面談の予約まで進めてもらうツールです。こうしたフォームは「ルーティングフォーム」と呼ばれます。仕組みはフォームルーティングとはで解説しています。

                  3 つとも日程調整ツールの機能で、振り分けは有料プランから使えます。アンケートの集計や、予約を伴わずにフォームの回答と一緒に支払いを受ける決済フォームの機能は公式サイトでは確認できなかったので、こうした用途には専用型を選びましょう。

                  Jicoo

                  Jicoo の公式サイト(2026年10月12日撮影)
                  出典:Jicoo の公式サイト(2026年10月12日撮影)

                  ジクー株式会社の日程調整ツールに含まれるフォーム機能です。回答に応じて予約ページやメッセージに振り分け、フォームの中に予約カレンダーを置くこともできます。

                  ルーティングフォームは、Team プラン(1 ユーザー月額 1,200 円、税抜・年払いの月額換算。月払いは 1,500 円、税抜)以上で使えます。2026 年 8 月 27 日の料金改定で、無料の Individual プランではルーティングと API が使えなくなりました。

                  条件分岐と、HubSpot などの既存のフォームとの接続は Business 以上です。Google フォームなど、iframe で表示する外部のフォームは振り分けに使えません。

                  フォームのテンプレート、アンケートの集計、予約を伴わない決済は、公式サイトでは確認できませんでした。設定の手順はJicoo のルーティングフォームの設定手順で解説しています。

                  Cal.com

                  Cal.com の公式サイト(英語)(2026年10月12日撮影)
                  出典:Cal.com の公式サイト(英語)(2026年10月12日撮影)

                  米国の Cal.com, Inc. が提供する日程調整の基盤です。ルーティングフォームは、Teams プラン(1 ユーザー月額 12 ドル、年払い)以上で使えます。無料の Free のプラン説明には、記載がありません。

                  回答の条件に加えて、Salesforce の所有者や HubSpot の連絡先の所有者をもとに担当者を決められます。国や部署などの属性で振り分ける機能は、Organizations 以上です。自社のフォームの値を URL で渡して振り分ける「Headless Routing」もあります。

                  2026 年 8 月には、説明文からフォームの項目と振り分けのルールを AI が下書きする機能が加わりました。一方、日本語の画面とサポートは公式サイトでは確認できず、月払いの料金も料金ページに表示がありません。

                  同じ Cal.com の Web 会議「Cal Video」や、AI の議事録「Cal.com Notes」も提供されています。

                  Calendly

                  Calendly の公式サイト(英語)(2026年10月12日撮影)
                  出典:Calendly の公式サイト(英語)(2026年10月12日撮影)

                  米国の Calendly, LLC が提供する日程調整ツールです。ルーティングフォームは Teams プラン(1 席月額 16 ドル、年払い。月払いは 20 ドル)以上で使え、Free と Standard にはありません。

                  HubSpot・Marketo・Pardot の既存のフォームを残したまま、回答に応じて担当者の予約ページへ振り分けられます。Salesforce の所有者で振り分ける機能は、Enterprise(年 15,000 ドルから)です。

                  予約ページと通知の対応言語に日本語はなく、日本語のサポートも公式サイトでは確認できませんでした。直近 12 か月のリリースノートに、ルーティングの更新はありません。

                  同じ Calendly の Notetaker(会議の記録と要約)と Callie(AI アシスタント)は、英語のみで提供されています。詳しくはCalendly の使い方で解説しています。

                  番外:アンケート・調査に特化したツール

                  市場調査や顧客満足度の調査など、設問と集計が中心なら、アンケートに特化したツールも選択肢です。問い合わせや予約の受付には向きません。

                  Questant

                  Questant の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:Questant の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  株式会社マクロミルが提供するアンケートツールです。無料プランは 1 アンケート 10 問まで、Web で見られる回答は 100 件までで、結果のダウンロードはできません。

                  有料の通常プランは年 50,000 円(税別)からで、申し込みは年間のみです。回答者がいない場合は、マクロミルのモニターに配信する「パネル調査」で回答を集められます。

                  SurveyMonkey

                  SurveyMonkey の公式サイト(2026年10月13日撮影)
                  出典:SurveyMonkey の公式サイト(2026年10月13日撮影)

                  SurveyMonkey が提供するアンケートツールで、日本語の公式サイトと料金ページがあります。無料のベーシックは 1 アンケート 10 問までで、AI でアンケートを作る機能が付いています。

                  有料の標準月間プランは月 ¥5,225 からです(税の表記なし)。問い合わせ窓口の案内は英語のみで、日本語での対応は公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはSurveyMonkey のガイドで紹介しています。

                  その他のフォーム作成ツール

                  上で詳しく紹介した以外にも、次のようなツールがあります。

                  ※比較基準日:2026年10月13日(各サービスの公式サイトで確認。料金は公式の表記のまま記載)

                  ツール種類特徴料金
                  セキュアフォーム byGMO専用型GMOイーネットワークス株式会社が提供。全フォームで SSL の通信と reCAPTCHA v3 のスパム対策無料プランあり(3 フォーム、広告あり、回答データは保存されない)。有料は月額 990 円(税込)から
                  オレンジフォーム専用型Chatwork・Slack への通知、iframe を使わない埋め込みに対応するメールフォーム無料のパーソナル版あり。ビジネス版は月払いで月 1,200 円、年払いで年 12,000 円(税別)
                  Qubo専用型クリック操作で問い合わせ・アンケートのフォームを作る。単月の契約もできる30 日間の無料トライアル。Basic は年間契約で月 1,650 円(税込)
                  コラボフォーム専用型(申請)Excel の申込書を Web フォームにし、ワークフローのコラボフローへつなぐライト月額 ¥10,000(税別)から。コラボフローの契約が必要
                  Paperform専用型支払い・契約・ワークフローまで扱い、全プランで予約の受付と AI によるフォーム作成に対応無料プランあり。Pro は年払いで月 49 ドル、月払い 59 ドル
                  Fillout専用型全プランで予約のフォームを作れ、Starter 以上で Calendly と連携無料は月 1,000 回答まで。Starter は年払いで月 15 ドル(月払いは 19 ドル)
                  immedio振り分け・予約連動型既存のサイトのフォームを送信した直後に、日程調整の画面を表示する公式サイトに金額の記載なし
                  CREATIVE SURVEYアンケート専用ナインアウト株式会社が提供。23 種類の質問形式、クロス集計、テキストマイニング公式サイトに金額の記載なし

                  ツール名にリンクがあるものは、単体の記事で使い方や特徴を詳しく解説しています。

                  用途別に選ぶ:問い合わせ・申込・アンケート・商談予約のフォーム

                  同じフォームでも、問い合わせ、申込、アンケート、商談の予約では、確かめたい機能が変わります。用途ごとの選び方のポイントをまとめました。

                  問い合わせフォーム:対応漏れを防ぐなら受付の管理で選ぶ

                  ホームページの問い合わせは、受け付けた後に誰がいつ返信するかが大切です。回答の対応状況を管理できる Tayori、フォームメーラー、formrun が候補になります。

                  すでに HubSpot で顧客を管理しているなら、送信した人が CRM に登録される HubSpot フォームも合います。kintone で案件を管理しているなら、フォームブリッジで kintone に直接ためる方法があります。

                  申込・注文・予約の受付:定員と決済を確かめる

                  イベントの申込や商品の注文なら、受付の定員と決済を確かめましょう。formzu とフォームメーラーは、定員の設定と PayPal 決済に対応します。Jotform は、予約の項目と予約前の決済まで一つのフォームで扱えます。

                  ただし、formzu やフォームメーラーで予約枠や空き枠を管理する機能は、公式サイトでは確認できませんでした。店舗や教室で予約枠を管理したいなら、おすすめの予約管理システムで比べるのがおすすめです。

                  アンケート:集計の仕方と回答者の集め方で選ぶ

                  社内のアンケートや出欠なら、Google フォームや Microsoft Forms で始められます。回答はスプレッドシートや Excel にまとめて集計できます。

                  社外から回答者を集めたい、本格的に集計したいなら、Questant や SurveyMonkey などアンケート専用のツールが向きます。1 問ずつ答えてもらう形式なら、Typeform も選択肢です。

                  Google フォームの代わりを探すとき

                  Google フォームで物足りなくなる理由は、人によって違います。理由ごとに、次のツールが候補になります。

                  • 受け付けた後の対応を管理したい:Tayori、フォームメーラー、formrun
                  • フォームで支払いも受けたい:formzu、Jotform、Tally
                  • 見た目のよいフォーム、1 問ずつ答えるフォームにしたい:Typeform、Tally、Jotform
                  • Microsoft 365 で社内の管理をそろえたい:Microsoft Forms

                  Google フォームの使い方や、スプレッドシートとの連携はGoogle フォームの使い方からたどれます。

                  商談・面談の予約までつなぐ

                  問い合わせや資料請求の後に商談を入れたいなら、方法は 3 つあります。専用型の予約の連携、HubSpot フォームとミーティングの組み合わせ、振り分け・予約連動型のツールです。

                  formrun と bookrun、Jotform の Appointments を使えば、フォームの中で予約まで受けられます。回答の内容で担当者や予約ページを振り分けたいなら、振り分け・予約連動型を選びましょう。

                  導線の作り方は問い合わせフォームから商談予約へつなぐ方法、日程調整ツールそのものの比較は日程調整ツールおすすめ比較で紹介しています。

                  フォーム作成ツールのよくある質問

                  無料で使えるフォーム作成ツールは?

                  Google フォームと Microsoft Forms は、個人のアカウントで使えます。専用型にも、無料プランのあるツールが多くあります。Tayori、formzu、フォームメーラー、formrun、Zoho Forms、Jotform、Typeform、Tally です。

                  ただし、回答数やフォームの数の上限は大きく違います。たとえば Tally は回答数に上限がなく、Typeform は月 10 件までです。比較一覧表の「無料で使える範囲」の列で確かめてください。

                  法人向けのフォーム作成ツールはどう選べばよいですか?

                  まず、受け付けた後の対応を、担当者とステータスで管理できるかを確かめましょう。Tayori、フォームメーラー、formrun などが当たります。

                  権限・承認・ログなど統制の要件が厳しいなら、WEBCAS formulator やフォームブリッジが候補です。IP 制限や SSO は上位プランに限られることが多いので、比較一覧表の「IP 制限・SSO」の列で確かめてください。

                  Google フォームを会社の問い合わせフォームに使ってもよいですか?

                  受け付けるだけなら使えます。回答はスプレッドシートにまとめられ、新しい回答をメールで知らせる設定もできます。

                  ただし、担当者の割り当てやステータスの管理、決済の標準機能は公式サイトでは確認できませんでした。問い合わせが増えてきたら、受付の管理ができる専用型を検討しましょう。

                  ホームページに問い合わせフォームを設置するには?

                  多くのツールは、フォームの URL を共有するか、発行されたコードをホームページに貼り付けて埋め込みます。Google フォーム、formrun、Tayori、formzu などは埋め込みに対応しています。

                  WordPress なら、formzu や Zoho Forms のようにプラグインを用意しているツールもあります。独自ドメインでフォームを公開できるかは、プランで違うことがあります。

                  個人情報を扱うフォームで確かめたいことは?

                  スパム対策、管理画面の IP 制限、2 段階認証、SSO、操作の記録があるかを確かめましょう。多くのツールでは、こうした機能は上位プランで使えます。

                  比較一覧表の「IP 制限・SSO」の列を目安に、データの保存場所や第三者認証の取得状況は各社の公式サイトや資料で確かめてください。

                  まとめ:目的に合うフォーム作成ツールを選び、無料プランで試そう

                  フォーム作成ツールは、回答を集計するのか、1 件ずつ対応するのかで選びます。アンケートや社内の受付なら、Google フォームや Microsoft Forms などの内蔵型から始めましょう。問い合わせや申込の対応を管理したいなら専用型、回答から商談の予約までつなげたいなら振り分け・予約連動型が向きます。

                  次にやることは、候補を 2〜3 個に絞り、無料プランやトライアルで実際にフォームを作って、回答する側の画面をスマホで試してみることです。問い合わせを担当者に振り分けて商談の予約までつなげたい場合は、Jicoo のフォームの機能と料金も確認してみてください。

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