Zoomブレイクアウトルームの設定・作り方 便利機能も紹介

2026年3月18日(水)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Zoomのブレイクアウトルームとは
    • 2. Zoomブレイクアウトルームを使うメリットと注意点
      • 3. 有料版と無料版の違い
        • 4. Zoomブレイクアウトルームの作り方・設定方法
          • 5. Zoomブレイクアウトルームの割り当てのやり方
            • 6. 便利なオプションと機能
              • 7. まとめ
                • 8. Jicoo(ジクー)について

                みなさんはZoomの「ブレイクアウトルーム」を知っていますか。

                ブレイクアウトルームを利用すれば、オンラインでの授業や会議、さらには大規模なオンラインイベントを効率よく、かつ質の高いものにすることができます。

                しかし、ルームの事前割り当てのやり方やルームの作り方がよくわからない、細かい設定方法が難しく感じるという方も多いのではないでしょうか。

                本記事ではそんな悩みを解決するため、Zoomのブレイクアウトルームの設定方法を初心者の人でもわかるように解説します。

                最新のアップデートによる便利機能(ウェビナー対応や音声の一斉送信など)や注意点も紹介していますので、本記事を読んでZoomをうまく使いこなしましょう。

                Zoomのブレイクアウトルームとは

                ブレイクアウトルームは、Zoomのセッション中に任意のタイミングで部屋を複数に分けることができる機能です。

                誰でも無料で使うことができ、多くの企業や学校で活用されています。

                ブレイクアウトルームの基本仕様

                • ミーティングでは基本50ルームまで作成可能(サポート申請や大規模アドオンなどの条件により最大100ルームまで拡張可能)
                • 最新機能:上位ライセンス(Zoom Events UnlimitedやZoom Webinars Plusなど)を利用すれば、Zoomウェビナーでも最大200のブレイクアウトセッションが作成可能
                • 参加人数の上限はライセンスに依存する(基本プランで最大300人、エンタープライズや大規模ミーティング等で最大1000人)
                • ホスト、共同ホストによって参加者を移動させられる
                • ホストが許可すれば、参加者やパネリストが各自のルームで録画をローカル保存できる
                • ホスト、共同ホストは画面をすべてのルームに共有できる
                • 参加者は画面共有を同じルーム内でのみ可能
                • ブレイクアウトルームでもエンドツーエンド暗号化(E2EE)を有効化し、機密性を高めることが可能

                基本はホストが設定や振り分けをおこないますが、少人数に分かれた参加者は自由にマイクやカメラを操作し、お互いに顔を見合わせながら話すことができます。

                ブレイクアウトルームの活用場面

                以前はZoomミーティングのみの機能でしたが、現在では「Webinar Breakout Rooms」としてZoomウェビナーでも利用できるようになり、活用シーンが大きく広がりました。

                主に下記のような場面で使用することをおすすめします。

                • 会社、部署内での会議やカンファレンス
                • 新人研修やグループワークを伴うオンライン研修
                • 学校の授業、ゼミ活動
                • 双方向のディスカッションを取り入れたオンラインイベントやウェビナー

                Zoomブレイクアウトルームを使うメリットと注意点

                ブレイクアウトルームのメリットは大きく3つあります。

                オンライン上のコミュニケーションで非常に重要なポイントなのでチェックしていきましょう。

                参加者同士で意見が言いあえる

                一方通行になりがちな大規模ウェビナーや大人数の会議とは違い、少人数のルームに分かれることで参加者もカメラやマイクをオンにして話しやすくなります。結果として、さまざまなメンバーから活発な意見をもらうことができます。

                会議・セミナーなどの質と効率が上がる

                大人数が一斉に議論をすると話が進行しづらく、意見がまとまりにくくなります。

                しかしブレイクアウトルームでグループ分けをし、時間制限を設けることで一人ひとりの参加意識が高まります。グローバルなオンラインイベントの最新トレンドでも、長時間のセッションより短時間で要点を絞った構成やブレイクアウトの厳選利用が参加率向上に繋がるとされています。目的や時間配分を最適化することで、会議の質と効率が飛躍的に上がります。

                進行を細かく管理、操作ができる

                ホストは参加者達をそれぞれのブレイクアウトルームに行き来させることができ、ホスト自身もすべてのルームに入ることが可能です。

                時間制限やルームの数の設定も可能なので、別々のミーティングURLを複数乱立させる手間を省き、一つのセッション内でスマートに管理できます。

                【注意点】AI自動要約(AI Companion)は非対応

                現在、多くの企業がZoomの生成AI機能「AI Companion」を活用し、議事録の自動作成などを行っていますが、ブレイクアウトルーム内では自動要約などのAI機能が利用できないという仕様上の制限があります。

                メインセッションでの議論はAIが要約できても、分科会に分かれた後の内容はフォローされません。グループワークの内容を記録として残したい場合は、各部屋で書記役を決めてメモをとるか、ホストが事前に権限を与えて参加者にローカル録画を保存してもらうなどの運用設計が必要です。

                有料版と無料版の違い

                有料版と無料版は基本同じことができるのですが、有料版のほうが圧倒的に使いやすい設計となっております。

                有料版無料版
                開催時間無制限1回40分
                録画クラウドに保存可能(1GB~無制限)ローカルストレージのみ
                ホスト複数設定可能1人のみ

                有料版は録画した動画をクラウドストレージに保存できるのでPCの容量を節約できます。また、ミーティングの時間が無制限になるため、議論の途中で部屋を作り直す必要もなく快適に進行できます。

                Zoomブレイクアウトルームの作り方・設定方法

                ここからはブレイクアウトルームの作り方と設定方法を紹介します。

                ルームを作るには事前の準備が必要なのでそこから解説します。

                ※現在、Zoomのアプリ名称は「Zoom Workplace」へと刷新されています。Zoomは四半期ごと(2月・5月・8月・11月)に古いバージョンの利用を停止するポリシーを導入しているため、3か月以上更新を怠ると新機能が使えない可能性があります。常に最新版へのアップデートを推奨します。

                ブラウザからZoomにサインイン

                ホストとしてミーティングを開く場合は、Zoomにサインインする必要があります。

                ホームページの右上にある「サインイン」をクリックします。

                詳細設定をする

                サインインができたら、画面左のメニューバーの「設定」をクリックします。

                設定」をクリックしたら、画面中央の「ミーティングにて(詳細)」をクリックします。

                するとブレイクアウトルームの設定を有効化できます。

                この詳細設定で許可をしておかないと、スケジュール作成時にルームの事前割り当てができなくなります。

                ミーティングをスケジューリングする

                詳細設定が済んだら、さっそくミーティングスケジュールを作りましょう。

                左のメニューバーから「ミーティング」を選択し、画面右上の「ミーティングをスケジューリングする」をクリックします。

                トピック・開催日時・所要時間・セキュリティパスワードを自由に設定しましょう。

                目的に合わせてビデオのオンオフやオプションを設定します。

                設定が終わったら左下の「保存」をクリックして完了です。

                Zoomブレイクアウトルームの割り当てのやり方

                ブレイクアウトルームは事前に割り当てるか、ミーティング中に割り当てるかの二通りのやり方があります。

                なお、ミーティング中は手動か自動で割り当てることが可能なので、それぞれ紹介します。

                ルーム事前割り当てのやりかた

                ミーティングの編集ページの「オプション」をクリックし、「ブレイクアウトルーム事前割り当て」をクリックします。

                下に「+ルーム作成」が出てくるのでクリックします。

                Rooms」の隣の「」をクリックしルームを増やします

                Room1」の隣の鉛筆マークをクリックするとルーム名を変更できます

                ルーム名の下の入力項目には内部参加の人の名前やメールアドレス、外部からの参加者のメールアドレスを打ち込むことでルームに割り当てることができます。

                最後に「保存」を押して完了です。

                ミーティング中のルーム割り当てのやり方

                次にセッション中のブレイクアウトルームの割り当て方を紹介します。

                ※Zoom Workplaceへのアップデートにより、ブレイクアウトルームのアイコンが画面下部ツールバーの「詳細」や「その他」メニュー内に格納されている場合がありますので、見つからない場合はそちらを確認してください。

                手動で割り当てする場合

                ミーティング中の画面下の詳細(ブレイクアウトルーム)をクリックします。

                左上の矢印で部屋の数を選んだあと「手動で割り当てる」をクリックします。

                割り当て」をクリックすると、右側に参加者の名前が表示されるのでクリックして割り当てていきます。

                その後、右下の「すべてのルームを開ける」をクリックで開始できます。

                自動で割り当てをする場合

                画面の下の詳細(ブレイクアウトルーム)をクリックします。

                左上の矢印で部屋の数を選んだあと「自動で割り当てる」をクリックします。

                するとランダムに参加者が割り当てられるので「すべてのルームを開ける」をクリックで開始しましょう。

                待機室から直接割り当てをする場合・ルームのロック

                最新のアップデートにより、参加者をメインルームに入室させる前に、待機室から直接ブレイクアウトルームへ割り当てることが可能になりました。

                これにより、大規模なイベントやウェビナーなどで参加者が一斉にメインルームに入って生じる混乱や音声の混線を防ぎ、スムーズに分科会をスタートさせることができます。

                また、ホストは必要に応じて各ブレイクアウトルームをロックし、参加者が任意でメインセッションに戻れないように制御することも可能です。これにより、開始直後の雑音防止や勝手な退出を防ぐことができます。(※これらの機能を利用するには、ホスト・参加者ともに最新のアプリバージョンを利用していることが推奨されます)

                便利なオプションと機能

                ホストはオプションや機能を使って、ブレイクアウトルームをより効率よく運営することができます。

                カウントダウンタイマー

                ブレイクアウトルームが終了した後、数十秒間の猶予を作るシステムです。

                話途中で時間切れになってしまった場合のまとめの時間や、終わった後のメインルームに戻るまでの準備時間として有効です。

                メッセージ・音声の一斉送信(Broadcast Voice)

                ホストはすべてのブレイクアウトルームにテキストメッセージを一斉送信できます。参加者は自分のルーム内のみでしかチャット送信ができません。

                さらに最新機能により、ホストのマイク音声をすべてのブレイクアウトルームに一斉放送(Broadcast Voice)することも可能になりました。「残り1分です」「全員メインに戻ってください」などのアナウンスをわざわざ各部屋を回らずに肉声で即座に届けられるため、タイムマネジメントが格段に向上します。

                ヘルプ機能

                ブレイクアウトルーム内で参加者が困ったことがあれば、「ヘルプ」ボタンからホストを自分のルームに呼び出すことができます。

                全ルームに画面を共有

                ホストは自分の画面をすべてのブレイクアウトルームに同時に共有が可能です。共通の資料や課題文などを全グループで見ながらそれぞれで話し合いができるため、研修やワークショップで非常に便利です。

                まとめ

                • ブレイクアウトルームは任意のタイミングで作成でき、基本50ルーム(ウェビナーの場合は最大200ルーム)に分けることができる
                • 一方的な配信になりがちなウェビナーや大規模会議でも、ブレイクアウトを活用すれば参加者同士の双方向なやり取りが可能になり、会議の質が向上する
                • 有料版を使うことで時間制限がなくなり、PCの容量を圧迫しないクラウド録画が可能になる
                • ホストは参加者のルーム間移動や自由なルーム巡回ができるほか、音声一斉放送などを活用して全体の状況をスムーズに管理できる

                ブレイクアウトルームを使いこなしてグループ分けや進行管理を最適化すれば、日々のミーティングやオンラインイベントがよりスムーズで効果的なものになります。

                Zoomを利用する際はぜひブレイクアウトルームを活用し、最新バージョンへのアップデートも欠かさず行いましょう。

                Zoomの全体的な使い方についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

                【最新・完全版】Zoomの基本・使い方の徹底完全ガイド

                Jicoo(ジクー)について

                セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

                チームで使える日程調整ツール「Jicoo」とは?

                Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
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