複数のアカウントを一つのアプリで管理出来たら便利ですよね。
たとえばメールは、仕事用とプライベート用など状況に応じて分けて使っている方が多いと思います。予定表もそれぞれのアカウントで管理ができ、便利です。
そんな方々に、Outlookアカウントの追加、削除の方法について説明します。
はじめに:お使いのOutlookのバージョンを確認しましょう
現在、WindowsのOutlookには「新しいOutlook」と「従来のOutlook」の2種類が存在します。UIは変化しやすく、以前のように「ファイルタブの有無」だけで見分けるのは難しくなっています。現在は、画面右上に「新しいOutlook」への切り替えトグルがあるか、または設定画面が「歯車アイコン」ベースになっているかなど、機能名やバージョン情報から新旧を確認するのが確実です。
また、エラー表示がされた場合も安心して操作できるように切り分け方法の解説も加えました。
さっそく操作を始めて、Outlookをさらに便利に活用していきましょう。
アカウントの追加方法について説明します。
追加用のメールアドレスを準備できていなくでも、アカウントを追加する手順の中で、メールアドレスとアカウントの作成もできるので安心してください。
1. 画面右上の「設定(歯車アイコン)」を選択します。
2. 「アカウント」>「メールアカウント」の順に選択します。
3. 「アカウントの追加」を選択し、追加したいメールアドレスを入力して「続行」をクリックします。
4. パスワードを入力し、画面の指示に従ってサインインを完了させます。
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画面左上に「ファイル」タブがある従来のOutlookアプリ(インストール版)を開き、画面左上の「ファイル」タブを選択します。
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「情報」を選択し、次に「アカウントの追加」を選択します。
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すでに持っているメールアドレス、または作成したいメールアドレスを入力します。
新しくメールアドレスを作成して追加する方は、この段階でアカウントを作成します。
*メールアドレスをすでに持っている方は、「3. 本人認証とパスワードの入力」に進んでください。
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上記の画面が出てきたら、青い文字の「作成」を選択します。
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アカウントに紐づくパスワードを作成し入力してください。
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続いて名前の入力を行います。
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生年月日を入力します。
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ロボットではないことを証明するクイズに答えます。
現在使っている端末の認証機能を使い、使用できるように設定を行います。
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指紋認証やPINコードの入力が求められるので、画面の指示に従って行ってください。
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アカウントに紐づいているパスワードを入力してください。
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上記の画面が出てきたら、完了を選択しOutlookを再起動します。
これでOutlookアカウント追加の完了です。
不必要なOutlookのアカウントが残っていると整理しにくいですよね。
ここでは、現在使っているOutlookアプリから、メールのアカウントを削除する方法について説明します。
アプリ上からは、メールアカウントが削除され、メールは表示されなくなります。
1. 画面右上の「設定(歯車アイコン)」を選択します。
2. 「アカウント」>「メールアカウント」の順に選択します。
3. 削除したいアカウントの横にある「管理」を選択し、「削除」をクリックします。
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画面左上に「ファイル」タブがある従来のOutlookアプリを開き、画面左上の「ファイル」タブを選択します。
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「情報」を選択し、次に「アカウントの設定」を選択します。
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削除したいアカウントを選んで、「削除」を選択します。
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警告メッセージがでてきます。これは、オフラインコンテンツが削除されるという内容なので、メールの履歴はオンライン上に残っています。
問題なければ、「はい」を選択します。これで、Outlookのメールアカウントの削除は完了です。
※法人アカウントでの「共有メールボックス」についての注意
法人利用の場合、個人のアカウント削除と共有メールボックスの解除は別操作です。IT管理者が自動追加(automapping)した共有メールボックスは、ユーザー側で削除できない仕様になっています。削除できない場合は、フォルダリストでの「非表示(Hide in folder list)」を利用するか、社内システム管理者に権限解除を依頼してください。
また新しいOutlookでは、自動追加された共有メールボックスの受信トレイが期待通りに自動同期されないケースがあるため、「見えている=完全同期されている」とは限らない点にも注意が必要です。
Outlookアカウントを追加する際、エラーになってしまう要因はいくつかあります。パスワードの間違いは気が付きにくいためしっかり確認が必要ですが、他にもさまざまな原因が考えられます。以下のポイントを順に確認しましょう。
追加に失敗したら、まずはパスワードだけでなく「認証方式」を確認してください。対応する多くのアカウントでは、Outlookアプリ内でブラウザの認証画面が開く「モダン認証(OAuth認証)」が標準的です。一方で、2段階認証を設定している場合や、プロバイダ側のセキュリティ制約がある場合には、通常のパスワードではなく専用の「アプリパスワード」を事前に発行して入力する必要があります。毎回「パスワードが違う」と決めつけず、求められている認証方式を確認するのがポイントです。
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Outlookアカウントのパスワード変更は、Microsoftにサインインする画面の「パスワードを忘れた場合」から変更が可能です。
Microsoft 365 Businessなどの職場・学校アカウントを追加する際、「個人用アカウントは入るのに法人アカウントだけエラーになる」という場合は、該当アカウントのライセンス不足だけでなく、IT管理者による組織ポリシー(条件付きアクセス、端末制御、認証方式制限など)が影響している可能性が高いです。解決しない場合は社内システム管理者に問い合わせてください。
また、Outlook.comを含むMicrosoftサービスにおいて、2026年3月1日以降、古い同期方式(ActiveSync 16.1未満)の端末やメールアプリからは接続できなくなることが公式に案内されています。古いスマホやレガシーなメールアプリを利用していて追加できない場合は、認証エラーではなく同期方式の非対応が原因の可能性があります。最新のOutlookアプリへの切り替えを検討してください。
多くの場合、Outlookは自動設定でアカウントを追加できます。しかし、国内のプロバイダメール(OCNメールや独自ドメインなど)で自動設定に失敗する場合は、手動設定が必要です。実務上は、メール提供元の案内に合わせて「IMAP接続 + モダン認証(OAuth)」を優先して設定することが推奨されます。どうしてもPOP接続が必要な環境の場合は、従来のOutlookでの運用も選択肢となります。
【従来のOutlookでの手動設定手順】
Outlook(インストール版)を起動し、「ファイル」タブ→「情報」→「アカウントの追加」と進みます。
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追加するメールアドレスを入力したら、「自分で自分のアカウントを手動で設定」に✓を入れて、「接続」を選択します。
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次にプロバイダで推奨されている接続方式(可能であればIMAP、またはPOP)を選択します。
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上記の画面にサーバの情報やポートの情報を入力して「次へ」を選択します。
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アカウントのパスワードを入力して接続を選択します。これで手動による追加は完了です。
アカウント削除時のエラーと対処法について説明します。
Outlookアカウントを削除しても、Microsoftアカウント自体が消えることはありません。そのため、メール以外の機能も使わず完全に削除したい方は別の手順が必要になりますのでご注意ください。
アカウントを削除したはずなのに、メールが残っているという場合の対処法について説明します。
メールが消えていないということは、ローカルにデータファイルがまだ残っている可能性があります。その削除方法について説明します(新しいOutlookではクラウド同期が基本のため、この手順は従来のOutlookでのみ有効です)。
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従来のOutlookを起動し、「ファイル」タブ→「情報」→「アカウントの設定」の順で選択します。
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「データファイル」タブを選択します。そして、削除したいアカウントをクリックして選択し「削除」を選択します。
この後、確認のメッセージが表示されるので「OK」を押します。これでデータの削除が完了です。
※データ削除前の注意事項
退職者端末や共有PCなどで、POPアカウントやPST(データファイル)を使用している従来のOutlookプロファイルは、2026年1月13日以降のWindows更新プログラム適用後にアプリがハングする問題がMicrosoftから案内されています。「削除すれば終わり」ではなく、POPやPSTを利用している環境は、削除やアカウント移行の前にローカルデータの退避(エクスポート)が必要か、今後の運用をどうするかを事前に確認・整理することが実務上重要です。
Outlookメールアカウントをアプリから削除しても、サーバー上に履歴が残ります。
再度アカウントを追加すればメールの送受信が可能になります。完全に削除をするためには、Microsoftアカウント自体を削除する必要があります。この場合は、Microsoftのサイトより手順を進める必要があります。
Outlookアカウントをアプリから消してしまった場合は、再度追加手順を行えば問題なく復元することができます。
ただし、大元のMicrosoftアカウントを削除してしまった後は復元することができません。完全に削除する前に、今後使う予定がないかなどを必ず確認するようにしましょう。
アプリをアンインストールしたり、アプリ内でアカウントを削除したりしても、端末上の表示が消えるだけで、サーバー上のアカウントデータやアクセス権限は存在しています。
個人の利用であれば、再度インストールしてアカウントを追加すれば復元できるので安心です。ただし、Webベースである「新しいOutlook」の場合、アプリのリセットや再インストールを行うとキャッシュがクリアされ、完全に再ログイン(再認証)が求められる挙動となるため、認証情報は手元に控えておきましょう。
※法人利用の注意点
退職や異動の際、端末からアプリを削除しただけでは共有メールボックスや業務データへのアクセス権限が残ったままになります。必ず社内システム管理者によるサーバー側の権限削除手続きを行ってください。
Outlookのアカウントの追加、削除方法について説明しました。
アカウントの追加、削除は、新しいOutlookなら「設定(歯車)」アイコンから、従来のOutlookなら「ファイル」タブから簡単に操作をおこなうことができます。
Outlookアプリからアカウントを削除しても、メールアカウントの表示が消えるだけで、サーバー上のデータが完全に失われるわけではありません。再度追加をすれば復元できるので安心してください。
現在、Microsoftは新しい機能や改善を盛り込んだ「新しいOutlook」への移行を段階的に進めています。企業向けの新しいOutlookへの完全移行(強制移行)は2027年3月まで猶予が延長されましたが、一般ユーザー向けにはすでに標準のメールアプリとして普及しています。
「新しいOutlook」では、AIによるメール下書きや返信の提案機能、さらにインターネット接続が不安定な状況でもメール編集を継続し再接続後に自動送信する機能など、生産性を向上させる新機能が次々と追加されています。
この機会に最新バージョンへアップデートし、複数アカウント管理をよりスマートに進めましょう。Microsoftの最新機能を駆使して仕事やプライベートをさらに充実させていきましょう。
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