「日記は続かないけど、何かしら日々の記録は残したい……」そう思っている人は筆者だけではないはずです。
手軽に日記を始めるならGoogleカレンダーはいかがでしょうか。スケジュール管理はもちろん、実は日記アプリの代わりとしても使える優秀ツールなのです。
その手軽さやデジタルならではの利便性はもちろん、スケジュール管理と連携して使うことで得られるメリットもあります。
本記事では、iPhoneスマホでの日記の書き方から、カレンダーの便利機能を使った日記の続け方まで、基本的な操作方法を解説していきます。
日記を書くことにおいて最もハードルが高いのが「続けること」ではないでしょうか。
続けるハードルを下げるには、紙よりも手軽なデジタルツールをおすすめします。Googleカレンダーを使えば、パソコン、AndroidやiPhoneスマホ、どこからでも日記を書くことができます。
紙の日記とデジタルの一番の違いは、過去の記事がすぐに検索できるという点です。
スマホで日記を書いておくと、旅行や記念日といったイベントの日記をすぐに検索でき「去年は何をしたか?」をすぐに調べることができます。
スケジュールやタスク管理の「何をしていたか」に日記をプラスすると、「その時何を感じていたか」も一緒に記録できます。
そうすることで、自分の思考パターンなどが客観的に見えるようになり、自己成長やメンタルヘルスの管理にも役立ちます。
スケジュールと区別する・プライバシーの確保という点からも、新しい「日記用」のカレンダーを作成することを推奨します。
新しいカレンダーの作成は、スマホiPhoneのアプリでは対応していないため、ブラウザもしくは、パソコンからおこなう必要があります。
これでマイカレンダーに「日記」が追加されました。
カレンダー横の丸の色は自由に変更できます。他のスケジュールと見分けがつくよう、色を決めて分けておくのがポイントです。
Googleカレンダー上で新たに「日記」を作成したら、次は公開・非公開の設定をします。
プライバシーを守るための重要なポイントなので、下記の方法で、非公開になっているか、誰かと予定を共有していないかを確認してください。
チェックボックスが空欄になっていれば、Googleカレンダーは非公開になっています。
また、合わせてその下の「共有する相手」セクションで、共有されている相手がいないかも確認しておきましょう。
Googleカレンダーで日記をつける方法は、大きく2つあります。どちらもスマホからカンタンに書き込めるので、どう使いたいかや、ふだんの日記の書き方によって使い分けてみてください。
日々忙しく日記をつける時間がない、日記が続かない……という方は、短文向きのタイトル欄を活用した「ひとこと日記」から始めてみるのもおすすめです。
普段から日記をつける習慣のある方や、ジャーナリングとしてしっかり記録したい方は、日記アプリの代わりになる、予定欄を使った書き方をご紹介します。
Googleカレンダーで日記をつけると、場所の記録も残せるというメリットがあります。
「場所」を検索するだけなのでとてもカンタン。日記と連携しておけば、あとから振り返るのも楽になります。ビジネスでの記録はもちろん、旅行の思い出を残すのにもぴったりです。
Googleカレンダーで日記をつける方法はとてもシンプルでした。では次に、日記を続けて書くための便利機能をご紹介します。
カレンダーの便利機能が使えるのも、Googleカレンダー日記アプリのうれしいポイント。日記をつけるのが楽しくなること間違いなしです。
ビジネスでのスケジュール管理の基本である「リマインダー」機能。リマインダーは、日記の書き忘れ防止にも活用できます。早速やってみましょう。
Googleカレンダーのリマインダーを利用することで毎日通知が飛び、日記を書き忘れることが防げます。
また、あらかじめ「予定」として日記のテンプレートができている状態になっているため、一から予定を作成する手間もありません。
リマインダーを使った日記の書き方は、編集から日記を書き「この予定」を選択するだけなので、操作もかなりはぶけます。
日記を書き込むことすら面倒くさい……という場合は、スマホの音声入力を使ってみてはいかがでしょうか。
リマインダー機能のテンプレートを「編集」で開き、日記を音声で入力するだけであれば、1分もかからずに日記をつけることができます。
スマホ内の写真だけ添付するだけでも日記代わりになります。文字を書くことが前提である「日記」ですが、Googleカレンダー日記には写真やリンクを貼ることができるため、日記を続けるハードルを、ぐっと下げてくれます。
画像を貼っておくと、文だけでは表現しきれない感情や、その時の記憶を鮮明に残すことができるでしょう。
リンクは読んだ本、見た動画サイト、買った商品などを残すのに活用できます。過去の日記を検索して振り返った時に、当時自分が何に興味を持っていたかなどがわかり、自己分析にも役立ちます。
Googleカレンダーだとどうしても日記らしさが出ない……という方には、別の日記アプリと連携させて、日記アプリらしく変身させる方法もあります。
「G-Journal」は、誰でも無料で利用することができ、Googleアカウントにサインインをして連携すれば、すぐに日記を書き始められます。
さらに手軽に日記をつけたい方はこちらも試してみてください。
Googleカレンダーは、スケジュール管理だけでなく、日記アプリとしても使える優れたツールです。
スマホ一つで、いつでもどこでも気軽に書けるので「書くのが苦手」「日記が続かない」という方にとって、強い味方になってくれるはずです。
毎日の予定に、気持ちを一文残すだけでも、立派な日記になるのはもちろんのこと、写真や場所、リンクを添えて「思い出」を立体的に残すことができるのも、Googleカレンダーで日記を書くメリットといえます。
新生活が始まるこの季節、Googleカレンダーで日記をはじめてみてはいかがでしょうか。
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